3月12日、サンリオピューロランドにて、「『サンリオ男子』1周年＆アニメ化決定記念イベント」が行われた。
オープニングアクトは、ハローキティ、マイメロディ、リトルツインスターズ（キキ＆ララ）、シナモロール、ポムポムプリンが登場！　恋愛ゲームアプリ「サンリオ男子～わたし、恋を、知りました。～」主題歌「Fun! Fantastic girl!」をバックに、かわいらしく息の合ったダンスを披露してくれた。観客も手拍子で応え大いに盛り上がった。

　そしてサンリオ男子５人を演じる江口拓也（長谷川康太役）、斉藤壮馬（水野祐役）、大須賀純（吉野俊介役）、花倉洸幸（西宮諒役）、内田雄馬（源誠一郎役）が登壇。それぞれ、演じるキャラクターたちが好きなサンリオキャラクターのぬいぐるみを持って登場すると、会場は割れんばかりの歓声が響いた。サンリオキャラクターたちと対面し、メロメロな５人。プリンが好きな長谷川康太役を演じる江口は、「今日の服、マジ、プリンじゃない？　このときのために買いました」とアピールすると、リトルツインスターズが好きな西宮諒役を演じる花倉は、爪にキキララのネイルをしてもらったとアピールする場面も。
　『サンリオ男子』についての概要説明があり、それぞれキャストからキャラクターの紹介がおわったあとは、解禁されたアニメ化のティザービジュアルをみて、どんなアニメになるのか予想することに。地球を舞台にしたロボットもの!?　というとんでもないエピソードも飛び出したが、最終的には、現在漫画やゲームで描かれているより前の、５人の出会いの物語であることが発表された。

　続いてのコーナーは、「『サンリオ男子』最強ペア決定戦」！　見事最強ペアに選ばれたら、ごほうびとして、サンリオのスペシャルグッズが送られる。

　最初の対決は、「サンリオクイズ対決」。「キティの本名は１．キティ・ホワイト、２．キティちゃん」という２択問題に対して、江口が「３．ＫＴサンダース」という謎のキャラクターを描いて答え、会場が笑いに包まれた。また「マイメロディの頭巾は誰からのプレゼント？」という問題に対して、斉藤が「ユアメロディ」と答えると、周りのメンバーもその答えに乗り、「すべてのメロディの産みの親、ユアメロディ」と勝手に作った設定を話す場面もあった。

　次の対決は「ジャスチャー対決」。ここでふたたびキティたちが登場。それぞれのキャラクターがお題に沿ってジェスチャーし、それをキャスト陣が当てることに。シナモロールの「だるまさんがころんだ」や、キキララの「いたいのいたいのとんでけ～」のジャスチャーは花倉さんが連続正解し、ポムポムプリンの「ラジオ体操」、マイメロディの「花粉症」では、大須賀が正解。キティの「クッキーづくり」は、再び花倉が正解した。
　最後の対決は「きゅんきゅんシチュエーション対決」。それぞれ「ピューロランドでのデート」を想定して、愛の告白をし、一番キュンキュンさせたペアの勝ち。ここで想定外だったのはキキララ＆花倉チーム。ララに対して花倉が愛の告白をすることになったのだが、ララを取られてしまったキキからの視線が花倉に突き刺さる中で対決が行われた。この対決に勝利したのはマイメロディ＆斉藤ペア。「ほら、聞こえます？　僕のメロディ」とメロディの手をとり、自分の胸に手を当てさせる斉藤。愛の告白後にはゲーム主題歌のサビが流れ、それに合わせてダンス＆投げキッスをすると会場では黄色い声が飛んだ。

　ここで結果発表。シナモロール＆内田ペアは０点。ポムポムプリン＆江口ペアも０点。キキララ＆花倉ペアが３点。そしてキティ＆大須賀ペアが４、マイメロディ＆斉藤ペアも４点。同点になったが、最後の対決で勝利したマイメロディ＆斉藤ペアが、見事最強ペアに輝いた。

　続く朗読劇では、恋愛ゲームアプリ主題歌CDに収録されているボイスドラマ『楽しいピューロランド計画』を、このイベントだけの特別バージョンで披露。いつもとは違いすぎる雰囲気の会長（源誠一郎）に対して、朗読劇終了後、他のキャスト陣が「今日は、シナモンお兄さんが変だった」とツッコむ場面もあった。

　観客へのサプライズプレゼント抽選会後、最後に５名から一言ずつコメントがあった。
内田「今日、初めてサンリオピューロランドに来たのですが、想像以上に、すごく幸せな空気が漂う世界でした。こういう楽しい世界を『サンリオ男子』として、アニメをお届けできることを嬉しく思っています。これからも応援よろしくお願いします」

花倉「『サンリオ男子』カフェで、雄馬とふたりでイベントをやりましたが、５人でやりたいねという話をしていたんです。そして、こうやって５人でイベントができて、しかもサンリオピューロランドという聖地でできて良かったです。僕の演じる諒くんの誕生日が９月にあって、そこでＣＤも発売される予定なので、ぜひそのＣＤを聴きながら、アニメを楽しみに待っていていただければと思います」

大須賀「まさかこの年になって、サンリオさんの作品に関われるとは思ってもいませんでした。この愉快なメンバーで、アニメ化に向かって進んでいけば、とても楽しいものになるんじゃないかと思っています。これからも僕たちサンリオ男子を応援してください」

斉藤「雄馬くんと同じで、僕も初のピューロランドでした。そして、サンリオキャラクターと一緒のステージに立つことができて、観客の皆さんと同じようにキュンキュンしました。また対決でも勝つことができてよかったです。今後もこういったイベントができたらいいなと思っています。ゲームもアニメも含めて、皆さんに『サンリオ男子』を楽しんでいただけたら嬉しいです」

江口「本当にこの日を楽しみにしていました。幼いころから母親にサンリオキャラクターで育てられたんです。サンリオ男子として関われることを母親も喜んでくれましたし、イベントでこうしてステージに立てることを心から嬉しく思っています。アニメ化もかなり早く発表されましたが、それは応援してくださっている皆さんの力だと思っています。より楽しいものを皆さんにお届けできるように、僕たちも頑張っていきます。よろしくお願いします」

　かわいらしいサンリオキャラクターたちと５人のサンリオ愛あふれるトークで、イベントは大盛況のうちに終了した。
　恋愛ゲームアプリ「サンリオ男子～わたし、恋を、知りました。～」や、Birthday Memorial CD、イベント、オンリーショップなど楽しい展開が今後も目白押しなので、２０１８年冬のアニメも含めて楽しみにしていてほしい。